飲食男のブラックブログ

ブラック飲食に勤める男がブログを通してQOLを上げていく物語。詳しくは最初の自己紹介記事へ!

どうでも良いけどブログアイコンが決まりましたよって話

みなさんこんにちは!

 

ブラックブログ管理人のBravoです!

このブログは飲食にまつわる小ネタや小咄、私自身のオススメのモノの紹介などを中心とした雑記ブログです。

ブログの内容や私自身については以下の記事を読んでください。

 

 

blackblo.hatenablog.com

 

 

はい。タイトル通り、どうでも良いことです。

結構悩んでいたのですが決めました。

 

 

ブログアイコン。

 

本当にどうでも良いことですね(笑)

 

ちなみにこれです↓

 

f:id:blackblo:20201027011509j:plain

ブログアイコン

 

何やねんこれって感じですが、、、

 

可愛いですよねこれ。

 

これは最近買ったイヤホンの緩衝材をこれまた最近買ったMacBook Airのアップルロゴの上に乗っけただけのものです。

 

たまたま転がっていた緩衝材が人の顔に見えて可愛いなと思っていたら目の前にりんごが、、(笑)

なんとなく重ね合わせたら可愛さ倍増。

お気に入りです。

 

まあ他にも一応理由はあります。

 

そもそもブログを書き始めたきっかけがMacBook Airを買ったことであることと、ちょうど同時期に完全ワイヤレスイヤホンのNuarl N10 Proを買ったので、なんか二つ合わせてこのブログの開始時期のタイミングで思い入れが深くなりそうな感じがしたので。

 

そんな深い理由ではないです。

 

 

という本当にどうでも良い記事でした(笑)

まだまだアクセスは少ないのでまた気が変わったら変えるかも!

 

Bravoでした。

それではバイバイ!

飲食店のコックシューズの正解!それは crocs ビストロ

みなさんこんにちは!

 

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さて本題です。

 

みなさんコックシューズは何を使っていますか?

 

これ結構悩みますよね。

和食の方なんかはわかりませんが、洋食系だと大体3000円くらいで売っている耐油・耐水のコックシューズを使っているんじゃないでしょうか。

 

こういうやつです↓

 

 

これ確かに使い勝手は良いのですが、

 

すぐに壊れます。

 

私だけですかね?

一月もすればどこかしらに穴が開いてくるか、裏側のラバーが剥がれてしまいます。

歩き方が悪いのかもしれませんが、にしてもあんまりじゃないですか。。

 

大体毎日履くものだし、床掃除やら油の飛び跳ねなどでどんどん劣化していきます。

でもそれに対策しての「耐油・耐水」なのでは?と疑問を抱きながら使っていました。

 

一年働いていれば普通に5足か6足くらいは当たり前のように買い換えます。

そうなると何とコックシューズ代だけで15000円ほどかかります。

 

いやー、きついっす。

それだけのお金があるなら包丁買いますよね。

 

ちなみにコックシューズ代。経費で落とせるお店や会社はかなり良心的です。

通常自腹です。おかしな話ですよね。

 

私はそんな靴事情に5年以上悩まされていました。

買っても壊れ、買っても壊れ、、、を繰り返していたときに先輩が見慣れない靴を履いていたのを見かけました。

 

 

Bravo「先輩、何ですかその靴?スリッパみたい。」

先輩「ああこれ?コックシューズ。クロックスの。」

Bravo「え?クロックスってあの?」

先輩「そう。あの。」

 

はい。きましたね。

この瞬間から現在に至るまで私のコックシューズの正解はこれです↓

 

 

 

 

 

まさかクロックスが正解を出してくれるとは。

ちなみにこのコックシューズ、ネットで買うと4000円から5000円ほどですが、店頭で買うと7000円ほどします。

 

なので購入する際は必ずAmazonで買いましょう!

 

このコックシューズの何が良いってまず

 

壊れない

 

ところです。

前述した通り、一般的なコックシューズはすぐ壊れてしまいます。

本当に早ければ2週間もあればどこかしらからか水が浸水してきます。

 

でもこのクロックス ビストロは違うんです。

平気で1年くらい持ちます。

 

本当です。持ちます。

今まで何足も買い換えていたのが馬鹿らしく感じるほどです。

 

しかも多少裏のラバーが剥がれてきても全然浸水してきません。

とても丈夫にできています。

 

そしてもう一つ利点が

 

とにかく履きやすい・脱ぎやすい

 

ところです。

 

トイレに行く時や休憩室に行く時など意外と脱ぎ履きする機会の多いコックシューズ。

デザインはあのクロックスとほぼ同じなので、スリッパ感覚で脱ぎ履きできます。

 

履く時も脱ぐ時も手で触る必要性がないので衛生的ですよね。

 

 

 

そして最後の利点

 

履いていて疲れない

 

ところです。

これ本当に重要です。

 

サラリーマンが毎日ビジネスシューズを履くように、我々キッチンの人間はコックシューズを履きます。

労働時間の長さを考慮すると、人生で裸足でいる時間より長く履いているんじゃないかな?(笑)

 

なので履いていて疲れないというのはとても大切なポイントです。

 

このクロックスビストロは普通のコックシューズよりかなり厚底にできていて、歩きやすく疲れにくいです。

 

また中敷も人の足の裏の形に合うようにデザインされているので踏み心地もよく、長時間の立ち仕事である料理人にぴったりです。

 

 

壊れにくく、脱ぎ履きしやすく、疲れにくい。

まさにキッチンが求めていた要素を全て汲み取った完璧なシューズ!!

 

、、と言いたいのですが、唯一とも言える欠点が。。

 

それは

 

足音がうるさい

 

という点です。

 

普通のクロックスを履いたことがある人ならわかると思いますが、あくまでもスリッパなので、少なからずかかとの部分を地面に擦りながら歩くことになります。

 

クロックス ビストロも例にもれず、どうしても擦ってしまうので

ザッ、ザッ」と音がなってしまいます。

 

通常気になるほどのものではないのですが、レストランでオープンキッチンのところなどは客席との距離が近い場合があるので、足音がお客さんに漏れ聞こえてしまいます。

 

気にしすぎと言われればそれまでですが、私は実際にそれでお客さんからお言葉を頂いたことがあります。

 

歩き方を気をつければ滅多な音はなりませんが、一応注意点ですね。

 

 

さていかがでしたでしょうか。

私が10年以上飲食で働いていて見つけた正解のコックシューズ。

もう知っていて使っている人も多いんじゃないかな?

 

まだ使ったことのない方は体力とお金を無駄にしているので、速攻ポチりましょう。

きっと人生変わります。

 

 

ちなみにカラーバリエーションは黒か白です。

 

 

あと中敷がさらに厚くなってより疲れにくいタイプのものもあります。

 

 

 

それではBravoでした!

バイバイ!

【料理人】調理師学校は金の無駄!今すぐ働き経験を積め!【初心者】

みなさんこんにちは!

 

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さて本題の調理師学校について。

結論から申し上げます。

 

無駄です。金をドブに捨てるようなものです。まじで。

 

私自身は調理師学校は行っていませんが、10年以上働いていて困ったことは一度もありません。むしろ行かなくて良かったなと思ったことは数えきれません。

調理師学校はなぜ無駄なのか。以下にわかりやすく説明していきます。

 

なおこの記事は高校卒業後の進路に迷い「調理師学校にでも行こうかどうしよう」と悩んでいる方向けに書いています。

すでに就職されてからの他業種転職狙いの方などには適していませんので予めご了承ください。

 

 

 

 

 

何故調理師学校は無駄なのか

 

先に謝っておきます。

すでに調理師学校を卒業した方や、在学中の方、また学校関係者の方々にはかなり不快な記事になります。

決して学校をバカにしているわけではなく、私がこの道を10年以上歩んできた中で感じたことをそのままに伝えています

かなり過激な内容になるとは思いますが、ご了承ください。

 

 

結局は経験だから

 

それでは本題に。

これもまた結論から申し上げますと、

 

学校出たからといって料理が出来るわけでも仕事が出来るわけでもないから

 

です。

 

調理師学校(以下、学校)は高校卒業後の方なら通常二年間いくことになります。

その二年間、あなたは何をしますか?

 

本気で料理を学ぶでしょうか?

本気で飲食について考えるでしょうか?

 

この問いにどちらも「はい。勿論。」

 

と答えた方。

 

今すぐその入学願書を破り捨てて求人冊子で自分のやりたいジャンルのお店に電話しましょう

 

何故なら飲食は「知識」ではなく「経験」で学ぶことの方が遥かに多いからです。

 

例えば学校でフォンドヴォーの取り方を教えてもらったとしましょう。

 

学校で学ぶ二年間の間にいったい何回フォンドヴォーをとるでしょうか?

おそらく「知識として一回やってみる」程度だと思います。

 

何故なら学校は幅広い知識をわずか二年の間に詰め込まなきゃいけないので、他にもやることがいっぱいあるんです。

 

ではみなさん。一回、たった一回で全ての料理を上手に作れるようになりますか?

フォンドヴォーって難しいんです。それをたった一回。二年間で。230万円払って。

 

では実際のフレンチのお店ならどうでしょう。

勿論店の規模やシェフにもよりますが、多ければ週に一回は取ります。二年に一回と週に一回です。

 

先ほども言いましたが、料理は経験から学ぶことの方が遥かに多いです。

 

週に一回とると言っても勿論その全てをあなたがやるわけではありません。最初は触らせてももらえないでしょう。

 

でもあなたが真面目に仕事と料理に取り組んでいれば必ずその時は訪れます。

また実際にやる時は先輩やシェフの動きを日頃からよく観察していれば、それほど戸惑うこともなくフォンをとれるでしょう。

 

「そんな観察とかしないとできないなら、何もしなくても教えてもらえる学校の方がよくね?」

 

と思ったあなた。

甘いです

 

あなたは学校を出た後まさかその経験を生かしてお家で家族専任のシェフになるわけじゃないですよね?

結局は学校を卒業後どこかの店舗で働くわけです。

 

これはどんな仕事でも同じだと思いますが、「先輩の動きを見て学ぶ」というのは仕事を覚える上で必須と言えるスキルです。

 

「そんなことしなくても全部教えろや」

 

と思ったあなた。

甘々です

先輩もシェフも暇じゃありません。何故なら皆あなたより仕事も料理も出来るので、こなさないといけない日々のタスクもあなたより多いのです。

そんな中あなたに一から十まで教えてはいられません。

 

もしそこであなたが3くらいは先輩の動きから学んでいたとすれば、先輩は残りの7を教えるだけですみ、他のことに時間を当てられます。

 

「その3までを学ぶために学校いくんじゃないの?」

 

と思ったあなた。

甘い通り越してもう痛いです(?)

 

調理師学校で教られるフォンドヴォーと実際の店舗のフォンドヴォー。

 

グラムから作り方から鍋から何から何まで違います

 

それでもあなたは学校を出たら3まで学んだと言えますか?

どうしても「3まで学ぶし!出来るし!」と言いたいあなたへ

 

二年間働いていれば10まで学べます

 

何度も伝えていますがもう一度言います。

 

料理は経験から学ぶものです

 

先ほどから例に上げているフォンドヴォーをもう少し詳しく見てみましょう。

二年間の学校生活でわずかな回数しか触れることのないフォンドヴォー。

一方フレンチで二年間働いていればほぼ毎日見て、味見をして、様々なソースに変わっていく様を間近でみることになるフォンドヴォー。

 

もし二年間しっかりと働いていればあなたはきっとフォンドヴォーを取る立場になっていることでしょう。

勿論高校卒業後すぐに店舗で働き始めてもあなたは何もできません。洗い物も玉ねぎの千切りもソースの敷き方も、何一つ満足にできません。

 

でも大丈夫です。

何故ならそんなことは経験値を積めばなんとでもなるからです。

RPGでよくあるレベルを上げて物理で殴る、みたいなものです。

 

学校でいったいいくつの玉ねぎを千切りするかはわかりませんが、絶対に働いていた方が沢山千切りします。

玉ねぎの千切りは知識なんかいらなくて、ただ「早く」「正確に」切ることのみが求められます。

 

二年間学校に行った彼と、二年間みっちり店舗で働いたあなた。きっと見るまでもないほどの差があります。

たかが玉ねぎ、されど玉ねぎ。

 

イタリアンやフレンチでは大量に使うので、その差がその後の仕事に大きく影響します。

 

そして仕事の出来の差が料理の差になっていくのです

 

詳しくは次の章で

 

 

仕事が出来なきゃ料理は出来ない

 

料理人は日々時間に追われています。

朝の仕込み・準備、ランチタイム、洗い物・片付け、短い休憩、ディナー準備、ディナータイム、洗い物・片付け、掃除、明日の準備、、、。

毎日大体このルーティンをこなしていきます。

 

どれだけ準備が間に合っていなくても営業時間は変わらないので、要領よく「仕事」をこなしていくことが求められます。

 

さて再び問います。

 

二年間学校に行っていたが、その店舗のことは全く知らない人と

 

二年間その店舗で働いていた人

 

どちらがその店舗でより早く仕事をこなせるでしょうか?

 

考えるまでもないですよね。

そのキッチンのまな板の場所やトリアージ、お皿の場所、調理器具の場所、、あらゆる仕事はその店舗のことを知っていないと進みません。

 

そして二年も働いていれば現場で「どうすれば早く仕事が出来るか」というのは体に染みついていると思います。

多くの先輩やシェフが高校卒業後のあなたに教えるのはまず「仕事」です。料理ではありません

 

挨拶の仕方からいろいろな物の定位置、洗い物の仕方、営業中の動き、清掃など殆ど料理とは関係のないことから教られます。

何故かと言えば

 

仕事を知らないと料理までいけないから

 

です。

 

結局いきなり料理から教えようとしても、「まな板取ってきて」「玉ねぎ持ってきて」「ボイラーにパスタ80g入れて」などこれらのことが理解できて瞬時に動けないと話にならないんです。

 

洗い物一つ取ってもそうです。チンタラ非効率的な動きで洗い物をしているとせっかく先輩が料理をしている姿見逃してしまいます。

だから洗い物は素早く丁寧にこなす方法を日々考えていかなければならないんです。

 

少しそれましたが、二年間学校に行った人でも最初は洗い物からです。

理由は前述した通り「仕事を知らないと料理までいけないから」です。

 

一方あなたが二年間しっかりと働いていれば「仕事」のこなし方も身についていて、料理に関しても色々出来るようになっているでしょう。

 

そして二年間学校に行った人がチンタラ洗い物をしている姿を横目にあなたはフォンドヴォーをとるのです

 

どうです?そっちの方がかっこいいでしょ!

 

 

 調理師学校卒という期待値の高さ

 

これは私が実際に経験したことを上げて説明したいと思います。

 

ある日のまかないで新卒(調理師学校)が市販のルーを使ったカレーすらまともに作れず、先輩にコテンパンに言われていました。

たかがまかないとはいえ新人にとっては数少ない料理をする機会。まさか市販のルーを使って失敗するとは思いもよらなかったため、完成途中のカレーを見て絶句しました。

結局先輩がルーを一から作り、手直ししたので美味しくいただけましたが、、。

 

この時私は

 

「調理師学校出ててもカレーすらまともに作れないんだ」

 

と思いました。

調理師学校がどんなところかはわかりませんが、そこらへんのお母さんでも作っている物すら普通に作れない、という現実に開いた口が塞がりませんでした。

 

これがもし学校卒でもなんでもないただの新人なら、そもそも「ルーの裏面見てその通り作れば大丈夫だから」と言いながら横で教えつつ作ることもできたと思います。

 

しかし新卒であるがゆえに「こんな簡単なことくらい出来るだろう」というフィルターを通して見られてしまうのです。

そして勿論できなかった時の評価の下がり方はただの新人の比じゃないです。

 

正直カレーすら作れないのは極端な状況かもしれませんが、本当にあった紛れもない事実です。

 

「学校行っていたんだから〇〇くらいできて当然」

 

みたいな変な色眼鏡で見られるよりは、単なる新人として暖かい目で見守られる方がやりやすいですよね!

 

 

学校に通いながらバイトすることの遠回り

 

ここまで読んで

 

「じゃあ学校通いながらバイトして経験積めばよくね?やっぱ学校最強。」

 

と思ったあなた。

あなたの理解力のなさに絶望します

 

「学校通っている時間全て働いたら経験値倍増じゃね?やっぱ学校無駄。」

 

と返しておきます。

 

学校でどれだけ知識を深めても、結局は実務の経験が物を言います。

 

学校なんか通っている暇があるなら働いて実務経験を積み上げましょう。

 

 

そもそもそんな幅広い知識必要ない

 

このまま読むとまるでそんなに知識がなくても料理は出来ると捉えられそうですが、そうではありません。

 

料理は知識が深ければ深いほど上手になります

 

ではやっぱり知識を得るために学校に通った方がいい、、とはなりません。

そもそも「知識を得るために学校 」というのが間違いです。

学校になんかいかなくても知識の取得方法はいくらでもあります。

本を買って読んだり、先輩に聞いたり、ネットで調べたり、、。無限にあります。

 

最近ではYouTubeでも色々な知識を得られるようになりました。

 

以下にオススメのチャンネルを紹介した記事を貼っておきます。

 

blackblo.hatenablog.com

 

知識なんて自分次第でいくらでも増やせます

 

「でもいざというときに学校で習った知識が役に立つんじゃないなの?」

 

はい。勿論そうです。

しかしそのいざというときにわからないことがあれば

 

聞けばいいのでは?

 

すごく単純なことです。わからないことは聞く。

恥ずかしがってはダメです

自分の成長のためにと割り切って聞いてみましょう。

よほどの人じゃない限り答えてくれます。

 

そしてそのあと必ず自分で調べておきましょう。

そうやって知識は増やして、深めていけばいいのです。

 

 

その時間お金に変えた方がいい

 

調理師学校は2020年現在、二年制で230万円ほどかかります。

それに加えて交通費やら何やらかかってくるわけです。

 

薄ぼんやりとした知識と中途半端な経験値を二年間と230万円で等価交換するよりは、

 

しっかりとした知識とガッツリ経験値と440万円を二年間で得た方がよくない?

 

 

てことです。

 

 

この給料の話に付随して

 

 

調理師学校卒の初任給優遇の罠

 

ここまで読んでくれた方は何となく察していただけると思いますが、

 

二年制学校卒と二年間その店舗で働いた人の給料は変わらないか、むしろ後者の方が多いです。

 

 

新人の頃は経験値の差が給料の差になりやすいので、二年間働いていた方が給料も上がりやすいです。

 

学校卒優遇は色々と闇の深い制度で、

学校卒を囲うことで安定した人数を確保しやすくするためだったり、その学校卒の人が今人事にいたり。。

 

つまり初任給で学校卒の無垢な若者を釣り上げているんです。

どちらにせよ給料がいいならそれでいいと思うかもしれませんが、

何度も言いますが、新卒でも洗い物からです。

仮に新卒が洗い物が出来るようになったからといって評価は上がったりしません

玉ねぎが早く千切り出来るようになったとしても評価は上がりません

 

何故ならそんなことは初任給に折込済みだからです。

 

つまり学校卒は給料が上がりづらいと言えます。

勿論その人のやる気次第ですが。

 

二年間働いても学校卒の人と給料変わらないのかよ

 

と思うかもしれませんが、大丈夫です。

 

何故なら新卒が洗い物をしているときにあなたはフォンドヴォーを取っているのですから

 

きっとそこには新卒よりいろんなチャンスが転がっています。

一つずつものにして行き評価を上げて行きましょう。

 

まとめ

  • 料理は知識より経験から学ぶことの方が多い
  • 学校に通う二年間で経験値をためた方がいい
  • 学校以外にも知識はいくらでも得る方法はある
  • 二年間で230万失うよりは440万円稼いだ方がいい
  • 初任給に騙されるな。経験値はそのまま給料になる

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

色々言いましたが、これだけ言わせてください。

 

どうであれ全ては自分次第

 

学校行っていないけど立派な料理人もいればそうじゃない人もいる。

学校卒で偉大なシェフもいればそうじゃない人もいる。

 

料理は自分で求めていけばどこまででもいけます。

やったらやった分だけ返ってきます

 

そこも頭に入れながら今後の進路を決めてくださいね。

 

バイバイ!Bravoでした!

【イタリアン初心者】この道十年以上のプロが教えるオススメ料理系Youtuber4選【必見】

みなさんこんにちは!

 

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さて本題のオススメYouTuber!

この記事はこんな方に読んでいただきたいです。

  • イタリアンに興味あるけどどんな仕事かあまりわからない方
  • イタリアンで働き始めたはいいけど料理についてはあまり、、な方
  • 調理師学校に通っている学生さん
  • 専門はイタリアンじゃないけど違うエッセンスを取り入れたいプロの方
  • 本格イタリアンをお家で作りたいけど高いレシピ本を買うのはちょっと、、な方

こんな方達は私がオススメするYouTuberを見ればきっと悩んでいたことや困りごとが解決することでしょう。

 

単純にオススメを知りたい方は最初の目次は飛ばしてください。

 

それでは目次からどうぞ!

 

 

料理系YouTuberについて

 

まず何よりもこの場を借りて料理系YouTuberの方々に感謝申し上げたいです。

 

以下にご紹介する方達はご自身の知識や経験、技術をネット上に無料で公開していらっしゃいます。

 

これ本当にすごいことなんです。

だってそれをちゃんと生かせばお金もいっぱい稼げるし、その動画を編集している時間で新しい料理を開発したり、、もっと色んなことができる筈なんです。

 

なのにあろうことか無料で公開してくれています。仏かな?

 

勿論「YouTube自体を集客のツールとして使っているだけ」と言われればそれまでなのですが、それでもあれだけのことをタダで公開するなんて中々できることではないです。

 

昔の料理人の先輩たちは後輩にわざと教えないようにするために、何か技術が必要な調理をする時は後輩に遠くにあるものを取りに行かせて技術を盗まれないようにしたり、、

 

パスタのフライパンに残った僅かなソースを味見させないようにするためにすぐに洗い流したり、、

 

いや本当にこんなことする人たちも存在していたんですよ(笑)

 

それも全ては

自分が苦労して手に入れた技術や経験をタダで盗まれてたまるか

と言う考えに基づいた行動です。少し気持ちわかります。

 

とはいえこんなこと続けていると後輩が全く成長しなくて結局自分でそのけつを拭くハメになるんすが(笑)

 

でも以下で私がオススメする方達は全てを惜しげもなく教えてくれています。

中にはすでにレシピ本を何冊も出しているような巨匠と呼ばれる方まで。

 

本当にありがたいことです。

たまに参考にさせていただいております、ありがとうございます。

長くなりましたね。

 

 

それではオススメ料理系YouTuber4選どうぞ!!

 

 イタリアンに興味あるけどどんな雰囲気なんだろう、、を教えてくれるYouTuber

 

Chef Ropia さん

 

 チャンネルはこちら↓

 

Chef Ropia - YouTube

 

このお方は長野県でご自身でレストランをオーナーシェフとして経営なされているお方です。

チャンネルの特徴としてはレシピや作り方の公開は勿論。

 

何よりオリジナリティがあるのは

 

営業中の動きを全部見せているところや、

 


【イタリア料理店ディナー営業風景】音楽なし テロップ解説Ver

 

 

GoProをつけてパスタを作っているまさかの目線風景

 


【パスタ場の目線カメラ】営業風景を料理人目線でどうぞ

 

 

そしてみんな大好きまかないシリーズなど、、

 

 


まかない【炒飯】 イタリア風ペペロンチャーハン

私はこのまかないシリーズ好きでよく見ています(笑)

 

Ropiaさんの動画はよく玉ねぎの皮むきシーンから始まります。

後に紹介いたしますがあの巨匠日高シェフにも「あの玉ねぎむくのカッコいいよね」と言わせるほど(笑)

 

料理系YouTuberの中でもとても前衛的なことに日々取組み続けている姿には感服いたします。

そしてRopiaさんの動画の中ではの「キャップ」と呼ばれる青年がよく登場するのですが、彼はまだまだ駆け出し料理人。

 

キャップを見ていると自分の新人時代と被るところもあり、少し懐かしい気持ちにもなります(笑)

なのでこの記事を読んでくれている駆け出し料理人の方には強くオススメしたいチャンネルです!ぜひ登録してくださいね。

 

 

次のオススメ料理系YouTuberは

 

フレンチだけど科学に基づいた圧倒的な料理理論に唸らされる 

 

フランス料理Rpitasu cuisine  さん

 

チャンネルはこちら↓

フランス料理Rapitasu cuisine - YouTube

 

このお方はフランス料理のコンクールに多数出品され数々の賞を受賞されている方です。

 

このチャンネルの特徴はなんと言っても『科学に基づいて料理する』ところです。

 

まともな料理人であれば「料理は科学」といえば通じると思いますが、私も含めてそれを理詰めで人に説明できる方は少ないかと思います。

 

それをRapitasuさんはしっかりと説明なされています。最初このお方の動画を見た時は完全に面食らいました。

こんなにも料理を科学する人がいたんだ!と。

 

中でも感服したのが↓


『絶対に成功する』肉汁を極限までとどめたハンバーグ~フレンチシェフが作り方解説します~

 

この動画8分弱程あるんですが、今すぐ流し見で良いので見てください!

 

 

おおよそ料理では聴き慣れない単語が続々と出てくるのがわかっていただけると思います。

正直私もついていけません(笑)

 

なんちゃって料理系YouTuberにありがちな

「こんな感じで〜」や「こうするとなんかこうなりま〜す」みたいな曖昧なことがこのチャンネルでは起きないのです!

ちゃんと科学の観点からしっかりと教えてくれます。

 

そして最近の筋トレ高タンパク低脂肪食の王様とも呼べる鶏胸肉をしっとりさせるコツも教えてくれています。

 


『鶏むね肉をしっとりさせるコツ』フレンチ技法のテクニック~家庭で簡単にできるやり方~

 

筋トレのために胸肉をよく食べるけどいつもパサついていて食べづらいと言う方や、料理初心者でそもそもなぜ鶏肉が硬くなるのかがわからないという方などにオススメの動画です。

 

Rapitasuさんはまだ登録者数こそRopiaさんほど多くはありませんが、料理に迷ったときや疑問に思うことが有ったらまずこのチャンネルを覗いてみると良いです!

きっと良い解決方法を科学的に教えてくれていますよ!!

 

 

さてお次は

 

完全にプロ向け!そのお洒落な技術に惚れ惚れする!

 

Syllabus _フランス料理_French さん

チャンネルはこちら↓

Syllabus_フランス料理_French - YouTube

 

 

はい。またしてもフレンチです(笑)

タイトル詐欺やないか!』と言いたくなる気持ちもわかりますが、まあ落ち着いてください。

 

そもそもフレンチの基礎はイタリアンの真似事から始まり、フレンチが料理として成熟してきた頃にイタリアンに逆輸入された訳で、、

長くなるので端折りますが、とにかくイタリアンとフレンチは共通点が多いんです。

勿論私はイタリアンの方が好きですけど。

でもフレンチの技法なんかは積極的に取り入れています。

 

肝心のこのチャンネルは名古屋の名店サロン・イナシェヴェのオーナーシェフである酒井淳さんが本格フレンチを家庭で簡単に作れるようにアレンジ!と言うコンセプトなんですが、

 

もはや嘘ですねこれ(笑)

使っている食材や、調理技術などは完全に家庭向けではないです。

もうすでにプロの方が参考にするために見る、と言うのがこのチャンネルの正しい使い方です。

 

とは言うものの家庭で料理される方と駆け出し料理人の方との調理技術はそれほど差はないと思うので、そんな方でも真似できそうな動画をいくつかピックアップしました↓

 


ヴィシソワーズ フランス料理教室 スープの作り方

 


フランス料理 イサキのポワレ ジャガイモのガレットとマスタードのソース きれいな盛付け 魚料理

 


豚フィレ肉と季節野菜のソテー レモンバターソース フランス料理動画 French♯15

 

 

 

どうです?お洒落ですよね(笑)

 

「お洒落やなー」と同時に「どこが家庭向けやねん」と思いませんでしたか?

 

しかし名店のシェフなだけあってとても技術力が高いです。勿論私ごときがこんなこと言うのも恐れ多いのですが、、。

 

私のこの動画のお気に入りポイントは酒井シェフが汚れたIHのテーブルをささっと拭くシーン(笑)

 

いや汚れたらすぐ拭くってすごく重要なんです!

ほかっておくとこびり着いちゃうし、何よりも不衛生ですからね。

これ料理人として必須スキルと言えます。勿論ご家庭でも。

 

このチャンネルを見てぜひ酒井シェフのようにスマートに拭き拭きしてくださいね(笑)

 

 

さてお次の料理系YouTuberは、、

 

まさかの超巨匠 言わずと知れた一流シェフ

 

日高良実 ACQUAPAZZAチャンネル

チャンネルはこちら↓

日高良実のACQUAPAZZAチャンネル - YouTube

 

はい。きました。巨匠の中の巨匠。まさかのyoutube

ある程度の年数イタリアンで経験のある方ならご存知かと思いますが、念の為このお方の説明を。

 

調理師学校卒業後フレンチやイタリアンの名店で経験を積み、三年間イタリアで単身修行。日本に帰国後万を辞してリストランテACQUAPAZZA」をオープン。日本のイタリアンの格を押上げ、その道の誰もが知る巨匠となる。

 

このチャンネルの見所は日高シェフ自ら教えてくださるところも勿論なんですが、

 

ピカピカに磨きあげられたパスタパンや調理器具、清掃の行き届いたキッチン、キビキビと無駄なく動くスタッフさんたちも是非見ていただきたいところです!

 

特に調理器具をピカピカに磨きあげるのって凄いことなんです。

いつもキレイにすることって当たり前のことなのですが、中々できることではないです。

 

日々の営業に追われ、疲れ切っているのに磨き上げ、、今日はやらなくても良いかとついつい甘えが出てしまうものです。

そういったところも妥協せず徹底してやるのが超一流の証。

 

自らを戒めたいと思います(笑)

 

以下にオススメを貼っておくのでそこも注目して見てくださいね!

 


#1 2020年9月、ある夜のキッチン風景

 


【シェフの魚料理】元祖!名物料理「アクアパッツァ」を簡単に切り身魚で作る方法をご紹介します!

 


【シェフのパスタ料理】全てのニンニク好きな方に捧げる!進化系ペペロンチーノをご紹介します!

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

どのお方も実力がありとても参考になりますよね。

お高いレシピ本を買わなくてもYouTubeでタダで見れてしまう。

凄い時代になったものです。

 

お家で出来るイタリアンからプロ向けまで幅広く紹介したので、是非チャンネル登録して何回も見て真似してくださいね!

 

 

以上Bravoでした!

まずは自己紹介!このブログと自身について

 

 

ご挨拶

みなさんこんにちは!!

記事の閲覧ありがとうございます。

ブログは完全な初心者なので色々と拙いところもあるとは思いますが最後まで読んでいただけるとありがたいです。

  

当ブログについて

当ブログは飲食店に勤めて10年以上になる男が、労働時間に追われ、パワハラを受けたりしながらも豊かな人生を歩もうと試行錯誤する日々を綴るブログです。

何を大袈裟にと思うかもしれませんが労働時間本当に長いんです(笑)

みなさんが思っているよりも長いんです。拘束時間14時間とか当たり前にありますからね。最近はお国がうるさくなったので労働時間は短くなってきています(ありがたや)。

 

しかし労働時間8時間への道のりはまだまだ長そうです。。。

そんな飲食店に勤めていると所謂ライフワークバランス崩れがちになってしまいます。

実際私もまだこの業界に慣れてい若い時期は毎日血反吐はく思いで出勤し、仕込みに追われ、営業にやられ、休憩もなく、掃除片付けをし、明日の準備などをこなし、深夜日付が変わった頃にようやく家に帰り、また朝早くに出勤するという生活をしていました。

 

月に4日か5日あった休みのうちの一日は任意参加という名の強制参加だった料理講習会に出て貴重な休みの一日を潰されるという、なんの嫌がらせかわからん仕打ちを受けて、他の休みの日は体力回復のためひたすら寝る。

 

そんでもって例に漏れることなくちゃんと嫌味な上司も存在していました(笑)

 

そんな生活を一年くらい続けていたら普通に精神壊れかけて塞ぎ込んだり、かと思いきや怒ってきた上司に普通にキレ返したり(笑)。プライベートもうまくいくはずもなく、荒れた生活を送っていました。あの頃は本当にまともな精神状態じゃなっかたですね。

 

それでもなんとなくこの業界で続けていくうちに精神的にも体力的にもタフになり、今では立派に飲食人になってしまいました(笑)

今では料理や飲食店の面白さや楽しさに気づけて、それなりに仕事もできるようになり、まだぼんやりしているけど目標もできて、ちょっとずつ充実してきました。

まあここに来るまで10年かかりましたけど(笑)

 

何回か転職を繰り返し労働時間もだんだんと短くなってきてはいるものの、まだまだホワイトには程遠く、自分の趣味や娯楽などのプライベートに割ける時間は限られています。

 

当ブログの主目的

さあ長くなりましたがこのブログの主目的。それはこのブログを通して自身の人生を豊かにすることです!どうやってブログを通して人生の豊かさQOL=Quality Of Life)を上げていくのかは正直まだわかりません(笑)

 

ただ私は友達もいないくて、日々あった出来事や自分の考えや主張を発信する相手もおらずモヤモヤすることもあるので、そんな時にこのブログに書き殴っていこうかなと思います。半分ストレス発散かな(笑)

 

でもただの備忘録や日記みたいなのだと面白くないので、自分が買ってよかったモノの紹介や、飲食小咄・裏話などなどみなさんの暇つぶしになるようなことも書いていくつもりです。

 

ブログの内容などを知りたい人はここまで。

以下は私に少しでも興味があったり、暇な人だけ読んでください。

でも読んでくれたら今後の記事の理解度が高まるかも(笑) 

 自己紹介

ここまで読んでいただき本当に感謝です。

みなさんもここまできたらそろそろ『てかお前誰やねん』と思うところでしょう。

ではようやっと自己紹介を。あんまり自分の人生を振り返ったことないので、人生の棚卸し的感覚で書いていきます。

 

生まれてから中学卒業まで

なんてことない地方の、なんてことのない両親の元に生を受ける。性別は男。血液型はA型。乙女座。

 

そして私の記憶は小学校高学年あたりから始まる(笑)

 

小さい頃のことは薄ぼんやりとしか憶えてないです。憶えていることは両親が離婚したことと、保育園の時に被っていた帽子に大きな蛾が止まっていてめちゃ怖い思いをしたことくらいです。おかげでそれ以来大の虫嫌いです。

ちなみに両親の離婚の原因は父親のDVと浮気です。記憶が確かであれば。

まあよくある理由ですね。

 

幼いながらも母親が暴力をうけていた事や、父親がいる時の食卓のピリついた空気感は今でもぼんやりと思い出せます。

 

あ、あともう一つ思い出しました。

 

小さい頃うまく箸が握れなかった僕に母親が怒って、自分が持っていた箸を私に向かって投げて、運悪くそれが私の右頬にクリーンヒットして突き刺さったという事件。

今考えても、苛立つ気持ちもわかるけど投げたらあかんやろと思います(笑)

おかげで箸は上手に使えるようになりました。ありがとう。

 

まあなんやかんやと小学校はそんな感じにぼんやりと過ぎて行き、普通に学区の公立中学に入学。

ここで一つ自慢話。

私は小学校、中学校共に一回も夏休みの宿題をだしたことがありません!!

自慢話かどうかはよくわかりませんが、とりあえず事実です。

 

その頃は『なんで家帰ってからも勉強せなあかんねん。義務教育は学校の中だけでええ』という今思えばクソガキ丸出しの理論に基づき、ほとんどの宿題を出すことはありませんでした。自分が気に入ったものだけはやったかな?(笑)

勉強はそこそこ人並みにはできたんですが、おかげで内申がひどいことになっていました。

それはちゃんと高校受験の時に自分に跳ね返ってきたわけですが。。。

 

私生活の方はというと、とにかく経済的に困窮していましたね。やはり父親と離婚して、母親に引き取られたこともあり厳しい生活でした。母親一人で私と姉の二人とネコ二匹を養っていくわけですから。父親からも幾ばくかの生活費は貰っていたとは思いますが、それが幾らくらいだったまではわかりません。

 

お金がないと本当に困るのはご飯ですね。

 

ひどい時は学校がある平日は給食しかご飯がなく、朝も夜も食べずに一日が過ぎたり。

もっとしんどい時は夏休みなどの長期休暇のとき。

 

頼りの給食もないので母親からその日の食費としてお金をもらうわけですが、それは1000円。私と、姉と、ネコ二匹あわせて1000円。食べ盛りにあんまりですよ(笑)

 

大体私が先に自分のご飯を買いにいくのですが、その時に自分のご飯と一緒にネコ二匹のご飯も買うんです。まあネコはカリカリとお水さえあれば生きていけるのでそんなに高いものではないのですが、なんせ1000円。私と姉で割って一人500円。

だけど私とネコ二匹のご飯をあわせて何故か500円。理不尽ではこれは!(笑)

 

さらに姉が理不尽なのはその500円で私がご飯を買って余ったお釣りを渡せというのです。おかしくないですか?今でも納得が行きません。姉は500円プラス私のお釣りで自分のご飯を買ってくるのです。

 

『小さなことで(笑)』と笑うかもしれませんが、当時の私にとっては生きるか死ぬかの死活問題なんです。

当然姉とはしょっちゅう喧嘩していてめちゃめちゃ仲悪かったです。

 

あ、ちなみにその1000円を渡されるのは二日に一回有るかないかで、無い日は普通にご飯抜きでした。二日くらいご飯食べれないなんて日もザラにありました。

人間二日もご飯食べないと、ようやく食べれる時になっても胃が縮こまったのか、ご飯を受けつけなくて全部戻しちゃうんです。

できればこんな経験二度としたくないですね。

今は自分の稼いだお金で贅沢はできなくてもとりあえず毎日ご飯は食べれてます。当たり前のことなんですけどね。でもできることなら今稼いでいるお金を過去の自分に月1万円でも良いから仕送りできればなと思います。(笑)

もちろんそのお金は私とネコたちのためのものですよ←

 

 

さて時は飛び。。。

 

高校入学から卒業まで

 

前述したとおり私は中学時代ほとんど宿題を出していなかったので本当に内申点引くほど低かったんです(笑)

まあ授業中寝たりしたのもいけなかったのかもしれませんが←

 

なので当然行きたい高校を選べるわけもなく、ここなら行けそうとなった高校がまさかの私学しかなく、、。

 

元々母親の経済力では私を高校に行かせる余裕はないことは分かっていたので、姉がそうしたように私も元父親にお願いをしてなんとかその高校に行かせてもらったのです。

 

その高校は地元ではちょっと有名なレベルのバカ高で、偏差値は40くらいだったような?

しかし私は宿題を出さなかったり、授業態度が悪かっただけで勉強ができないわけではなっかたので、入試の成績によりそのバカ私学の中でも少しマシな特進クラスに合格しました。

ここが人生のターニングポイントですね。

もし普通科にしか行けなかったらその後の大学にも行かないし、飲食にもきっといなかっただろうなと思います。

 

高校に入ってからは真面目に勉強しました。

当然宿題も出しましたし、授業も真面目に聞きました。エヘン。←

 

当たり前のこと事なんですが高校には当然お金がかかってくるわけで、しかもバカすぎて私学にしか行けなかった私は公立より倍くらいのお金がかかっているわけです。

 

そんなお金を出してくれた父親には感謝していましたし、頭が上がらなかったです。

 

親なんだから当然だと言われればそうなんですが、今自分が稼いでいるお金で子供二人高校に行かせることなんてとてもじゃないけどできません。DVしたり浮気したりクソみたいな父親ですが、文句も言わずにお金を出してくれて本当に感謝しかありません。

 

さて肝心の勉強の方なんですが、特進科だった事や愉快なクラスメイトたち、強烈な印象の担任教師(後に記事にします)のおかげもあり、良い感じに成績も伸びて行きました。

 

二年の終わりくらいには高校に入った時に父親から『大学いくなら国立しかお金は出さん』という約束も射程圏内に入ってきました。

 

途中猫が一匹脱走したり、私が生まれる前からいた猫が天国に行ってしまったりなどもありました。猫たちのことは別記事で書こうかなと思います。

 

その頃母親は何していたかというとパート先で知り合った男とデキては別れ、デキる度にそいつの家に転がり込んで家には平気で一月くらい帰ってこないという、父親も顔負けのクソっぷりを発揮していました。本当うんこみたいなやつです。

 

かなり軽蔑していました。そりゃあ母親も一人の女性なので仕方がないとは思いますが、子供にとって母親は生まれた時から死ぬまで母親だし、女性である前に母親である責務を果たすべきでは?と。今でもこの考えは変わりません。

 

そんな母親が赤の他人になった時。

 

大学の入学願書の話

 

受験したことがある方ならわかると思いますが、願書には受験者本人が書く欄と、その保護者が書くところがあるんです。

受験の頃には母親は当然の如く家にはほぼ居なかったので、当時デキていた男の家までわざわざ願書を持って行き、書いて欲しい期日も伝えて渡したんです。

 

そしてその期日がきた日その男の家に取りにいく前に念のため母親の携帯に電話したんですが、まさかの無視。何回かかけ直すも無視。そして挙げ句の果てには着信拒否までかましてきました。

 

私はブチギレ状態で学校帰りに一時間自転車を漕ぎ、件の家へ。

チャイムを2、3回鳴らすとようやく母親が。

あの時の態度たるや。願書を請求するとまだ書いていないという。意味わかりませんね。十分な時間はあったはずなのに。『後で書くから帰れ!』と言われるも書いてくれるまで当然帰るつもりのない私は当然拒否。

 

そこから書け、書かないの無駄な問答ののち、渋々玄関先で書かせてようやく書き終わった時には夜10時ごろ。ずっと玄関にいて寒いし、立ちっぱなしで疲れ切っていました。

 

そしていよいよ願書を受け取ろうとした時に母親はその汚い字で書き殴った願書をグシャリと握りそれをそのまま玄関から私の頭上越しに外へ投げ捨てました。『二度とくるな』という捨て台詞と共に。

 

パラパラと舞う願書たち。3時間寒い中立ちっぱなしで疲れた私。母親のあの時の顔。落ちた願書たちを一枚一枚拾い集める。シワになった箇所を件の家のドアに擦りつけながら必死で伸ばす。泣きながら。なんか悔しくて。悲しくて。怒りで。訳わかんなくなって。

 

帰り自転車を漕ぎながら、叫びました。何を叫んだかは覚えていないけど。

子供の人生にとって、とっても大事な紙なのにこんな風にする意味が全く分からなくてすごい考えました。

そしてとある結論に至ったのです。

 

あの人にとって私は子供じゃないんだと

 

これで納得行きました。赤の他人同士だったんだと。なら仕方がありません。だって他人なんだから。

よってこの後母親が私の物語に登場することはありません。

やったね←

 

そう思うと父親の方がよっぽどちゃんと親でしたね。

 

そして大学へ

 

そして高校卒業と同時に約束通り国立大学に入学となりました。残念ながら志望していた大学よりはワンランク落ちますが、まあ自分の限界だったのかなと受け入れています。

電話で大学合格の報告をした時の父親の嬉しそうな声は今でも忘れられません。

 

 この時期の私生活は高校入学のことや大学のことなどで父親と密に連絡をとっており、苦しい時には父親に経済的に支援してもらい、とりあえず毎日ご飯を食べれるようになりました。

 

一方姉はそんな家庭だからか例に漏れなくしっかりグレました。せっかく入った地元の公立高校も1年でやめ、当時付き合っていた彼氏(後の夫、後に離婚)の家に転がり込み滅多に家に帰ってこなくなりました。この親にしてこの子あり

 

普通なら『姉ちゃん何してんねん』と思うかもしれませんが、不思議とそんな感情は湧かず 、むしろ『なんかおめでとう』という気持ちになったのを覚えています。

 

きっと彼女なりにこのクソみたいな生活から抜け出そうと必死だったんです。

その行為自体は誇れるものではなかったものの私は彼女の選択を支持します。

特に姉が高校の夏休みの一月で、とある仕事で30万円くらい稼いできた時は尊敬すらしました。後にも先にも姉を尊敬したのはその時だけです。

 

そして主人公の僕なんですが、割と普通な大学生活を送ります。学校行って、バイトして、遊んで、、、。特筆することのない一般的な大学生です。

自分でいうのもなんですが、ここに至るまでが少し特殊な人生だったので、大学に入り『普通の人』になれたことがとても嬉しく、なんだか誇らしかったです。

 

特にバイトをして自分でお金を稼げることがすごく嬉しくて、アホ程バイトしました。サークルにも入らず、ずっとバイトしていました。夏休みなんかは20万円くらいは稼いでいました。豪遊しました。なんでこの時貯金するということを覚えなかったのか、、。

 

大学バイト〜飲食との出会い〜

 

はい。ここでようやく私と飲食が出会います(笑)

先ほどから行っているバイトとは居酒屋のバイトのこと。駅直結の海鮮居酒屋です。

私はお世辞にも仕事ができるタイプではなく、私をそのバイトに紹介してくれた先輩は社員から『何ちゅうやつ連れてきたんや』と言われるほど(笑)

料理長に名前を覚えてもらうまでに一年かかりました。

 

ただ前述したとおりシフトはほぼ毎日狂ったように入れていたので、流石に仕事にも慣れていき、先輩たちと同じくらいにできるようになった頃には料理長とも仲良しになっていました。お正月は実家にお招きいただいたり、一緒にダムを見に行ったり(笑)

 

そんな感じで忙しかったけどなんだかんだ楽しい飲食バイトでしたが、特にその時は飲食に対するこだわりなどはなく、あくまでも数あるバイトのうちの一つでしかなかったです。運命とかは感じなかったです(笑)

 

出会いは意外と静かなものです

 

大学中退から飲食フリーター

 

人生二度目のターニングポイント

 

はい。またしても時は飛び、大学三年生の前期。父親が倒れました。ただ過労で倒れたとかならしっかり休めば大丈夫なのですが、脳に損傷がありこのまま意識が戻らない可能性が高いと。所謂植物人間です。

 

本当に急なことだったので私はなかなか理解が追いつかず、どうすればいいのか分かりませんでした。現実が受け入れられなくて、ICUで横たわりいろんな管が刺さり、顔がパンパンに腫れている父親を目の前にしても不思議と涙とかは出ませんでした。

 

頑張って戻ってきて!とかいう気持ちも。何も。

 

今ここにいるのは自分の父親じゃない。そんな気がして。

 

そんな感じで数日が過ぎた後祖父から連絡が。内容は二つ。一つ、父親は意識は戻ることはない。二つ、大学はどうするか。

 

一つ目は覚悟していたことなのでなんとか理解できましたが、二つ目は正直ポカン?でした。

そこでようやく学費を支払ってくれていたのは父親であることを思い出したのです。

 

さてどうしたものか。時期は3年の前期終わりごろ。今から奨学金を申請して学校に通い続けるのもできる。普通の人ならそういう選択をすると思います。

 

しかし何を思ったか私は大学を辞めます。中退です。

私が入った大学は国立の教育学部です。そう私は先生になりたかったのです。宿題も出したことないのに(笑)

教師を目指した理由なんかはまた別記事にします。

 

大学を辞めるかどうかはあまり悩みませんでした。

 

教員に強い憧れを抱いていた私は大学の3年半ですっかり打ちのめされていました。

なんか思っていた教師像とは違う、と。

 

健常者なら多少の違和感はあったとしてもそれを受け入れながら前進すると思うのですが、脳内に異常がある私は中々その違和感を受け入れられず前に進めていなかったのです。

ちなみにこの脳内異常は現在も健在です(笑)

バカで頑固なので救いようがないですね。

 

そんなタイミングで父親が倒れたので『コレを機に』という謎の考えの元大学を辞めました。

 

ちなみにその後の父親のことは訳あってあまり知りません。生きているのかも、そうでないのかも。

 

というわけでめでたく大学中退フリーターになりました(笑)

 

さてどうやって生きて行こうかと。

 

先ほどから出ている居酒屋のバイトはまだ続けていたので、とりあえず食い扶持には困らない。家も大学入学から住んでいるマンションがあるので大丈夫。

 

居酒屋でのバイトも楽しいししばらくはなんとかなるかと思い、朝から晩までバイトして、寝て起きてバイトして、休日はアニメ見たり、ゲームしたり、、。絵に描いたようなグータラフリーターやっていました。特に目標もなく、ただなんとなく。

 

そんな生活が半年ほど過ぎた時、急に思ったんです。

 

『このままじゃいかんやろ』と。

 

そう思わせてくれたのは間違いなくその当時付き合っていた彼女で、後に妻となる女性。

彼女も当時はフリーターで、二人でのんびり付き合っていました。

 

でもこのままだと二人してなんの将来も見えんと思ったんです。

 

私一人ならそんなことも考えず、今でもその日暮らしを続けていたかもしれません。

しかし彼女とはもうそれなりに長く付き合っていたので、一人で生きていければいいやとは考えられず、とにかく『なんとかしないと』という思いでいっぱいでした。

 

そこで色々考えたんです。自分が何をやりたいかというより、自分に何ができるかを。

そう考えた時コレしかないと思ったのが飲食でした。

もうやるっきゃない、と。

自分は選べる立場にない。今自分にやれることを必死でやってみようと。

 

二人のために。

 

イタリアンとの出会い、どっぷりその道へ

 

簡単に飲食で働こうと思っても、ただのキッチン補助のバイトでしか無かった私は特段なんのスキルも無いのでどうしたものかと思いました。

 

悩んでいてもしょうがないので自分の好きな食べ物から選ぼう!というバカ特有の能天気な決め方に。

その頃の私は週に一度はピザーラでピザを頼むほどピザが好きだったので、安直にイタリアンを選びました。ピザとpizzaの違いも知らずに(笑)

 

そこで早速求人誌を開きイタリアンを探して見ると、あるじゃないですかいい感じのが。初任給が他のお店より1万円以上高い!距離もそんなに遠くない。なんかオシャレだし。そんな軽い気持ちで選びました(笑)

 

ちなみにこの頃はまだ飲食は『とりあえず』であり、自分の生涯の仕事として選んだ訳ではありませんでした。あくまでもフリーターとのケジメとして。

 

はい。面接やらなんやらを光の速度で済ました後、晴れて就職できました。

 

いつも思うんですけど、飲食の面接は有って無いようなものな気が(笑)

基本来るもの拒まず、去るもの殺す。こんなイメージ。これについてもまた別記事書こうかな。

 

就職して驚いたのは労働時間の長さ。

 

居酒屋は就職の選択肢に無かったのですが、理由は深夜まで働きたく無いから。

ただイタリアンに就職してみたらなぜか居酒屋よりも労働時間が長い。

朝は居酒屋よりも早く、夜は居酒屋より遅い。なぜだろうか(笑)

 

オシャンなイタリアンなんだからきっと素敵なシェフと愉快な仲間たちなんだろうなあ、と甘い期待を抱いて入りました。

 

が、実際にはシェフは『炭でも食べて育ったんかな?』と思うくらい腹黒で性格悪いし、

 

仲間たちは『強制連行で働かされているのかな?』と思うほど死んだ魚のような目をしていました。

 

しかも賄があんまり美味しく無い(笑)

居酒屋のおろしポン酢唐揚げ(通称おろポン)が懐かしかったです。

 

この時点で『え、飲食やばくね?』と薄々気づいてはいたものの、前述したとおりこの頃はあくまでも飲食はとりあえずの選択肢であって、また違う道が見つかったら変えるだけだし、自分が何もできない今は我慢しようと思い、なんと続けていました。

 

一度だけ飛びかけましたけど、連れ戻されました(笑)

 

そんなこんなで店舗移動をしたりしながら3年目の頃。

 

ある時急に

 

あれ?料理って楽しくね?

 

と気づいたんです。いや。気づいてしまったんです(笑)

 

今までは言われたことをやり、出来ていないと怒られ、なんでこんなことも分からないんだと罵られ、仕事が遅いと怒鳴られ、時に殴られ、本当に嫌で嫌で仕方がなかったのです。

 

しかし3年もするとある程度仕事も調理技術も最低限はできるようになり、自分で仕事の段取りを組んで、味などもわかってきて、仕事の幅が広がり、少しづつできるようになったからシェフからいびられることも減り、、。

 

気づいた時にはなんか楽しくなっていました。

 

ある程度業務ができるようになった時に料理そのものにこだわりが出てきて、『これはこうした方が美味しくなりそう』とか、『もっとシンプルで美味しい調理法があるはず』とか深く考えるようになってきました。

 

これはもうこの道で行くしかないっしょ!!

 

最初の転職、結婚、そして、、

 

突然ですがこのタイミングで転職します(笑)

周りにもようやくそれなりに認めてもらえるようになったこのタイミングで。

 

その当時勤めていたカフェスタイルの店舗の店長とものすごく折り合いが悪かったこともありますが、そんなことより大事なことが。

 

結婚をしよう

 

と。

 

先ほどからチラチラと出ている彼女とはまだお付き合いを続けていて、もう7年近くになった頃。

もうこんなに長く一緒にいてくれているのだからもういい加減責任を取ろう、と。

勿論突発的に思いついたことでは無く割と長いこと考えていたことなんです。

 

ただ自分の中で踏ん切りがつかなかった理由が自分の給与の問題。

 

実は3年以上働いていてただの一円も給料は上がらなかったんです(笑)

 

そりゃあ私の働き不足と言われればそれまでですが。にしても一円も上がらないっておかしく無いです?なんなら住民税引かれ出してからは手取り減っているんですけど(笑)

 

なので自分みたいな底辺給料の人間と結婚しても幸せにしてあげられるかどうか自信がなかったんです。

でもこのまま働いていても給料が上がる見込みはないし、、

 

そうだ転職しよう

 

と。

そこからは転職する旨とその理由の報告、そしてプロポーズ的なことを光の速さで済ましてめでたく転職、そして結婚しました。

 

今回の転職の条件は給料のアップと自身の調理技術を進歩させられる環境かどうか、の二点。

その二点にガッチリハマったのは通勤に一時間半かかるけど結婚式もやっているレストラン。ちなみにそこは和食もやっていました。

 

そのお店で狙い通り給料のアップと、自分の技術の向上ができました。

 

『なんでもやってみる』の精神で、自分には難しそうなことでもチャレンジしたりして二年目にはキッチンのマネージャーになれました。

 

それは決して私のスキルが人より頭抜けていたという訳では無く、単純に料理やレストランにかける思いが誰よりも強かったからです。

そういう社風だったのですね。

 

おかげさまでそのお店で培った技術や経験は今でも自分のベースになっています。

感謝しかないですね。

まあ結局転職する訳ですが(笑)

 

この辺りの時期になってくると現在とも近くなってきて、まだ心の整理がついていないことや、大人の事情でかけないことも増えてきます。

 

なんの脈絡もなく発表しますが、

 

3年近くの結婚生活の末、離婚しました

 

理由は色々あるのですが、多分僕が悪いです。

 

小さなすれ違いがいつの間にか大きくなっていて、風船みたいにどんどん膨らんできて、でもそれは何かきっかけがない限りは割れなくて、ついにその時がきた。

という感じですかね。

 

まだ自分の中で消化し切れていない事なのでこんな感じで許して(笑)

また落ち着いてきたら書きます。

 

二度目の転職

 

離婚を機に環境を変えようかなと。そんなに遠くなくてもいいからここじゃないところへ行きたかったんです。

今回の転職の条件は特になし。給料がアップすれば嬉しいけど、それよりも転職までスムースに早くいけることの方が大事でした。

 

なんせ転職時期はなんと12月

 

飲食に限らずどの業界でも一番忙しい時期。

 

こんな時期に求人なんてないだろうなー、と思っていたら運よくありました(笑)

 

実際に転職できたのは年明けからですが転職活動自体は年内に終わり、働き始めてから一番ゆったりした時間があった年末年始でした。

精神状態はボロボロでしたけど。

 

そしてこの転職。結論から言うと失敗です。

 

なんで失敗したかと言うと条件が給与アップとスピード感だったからです。

転職先はカジュアルイタリアン。聞こえはいいけど片足居酒屋に突っ込んだような経営スタイルのお店。

 

イタリアンが楽しくなって、1万円のコースなんかで技術も磨いてきたところに、カジュアルイタリアン。そのギャップについていけませんでした。

イタリアンなのにアヒージョを作るたびに

 

ああこのまま私は料理人として腐っていくんだな

 

と思い、どんどん心が荒んできました。

 

勿論カジュアルイタリアンが悪い訳でも、ましてやアヒージョが悪い訳じゃないです。アヒージョ好きだし、バルに有ったら絶対に頼みます。

そう言うことではなくて、

 

あまりにも自分のやりたいことと違いすぎる

 

という部分。

時が経てばそれも受け入れられるようになると思っていましたが、むしろどんどんその違和感に耐えられなくなってきてしまったんです。

 

ここまで読んできてそれなりに僕のことを理解してくれている人はわかると思いますが、そうなんです。私こういう違和感スルーできないタイプのバカで頑固なやつなんです(笑)

 

しばらくはお金のために続ける訳ですが、、、

 

お別れと転職

 

3回目の転職をします(笑)

飲食続けている人の中でも3回も転職する人は珍しいんじゃないですかね?

 

今回も転職を決めたきっかけがあります。

さっき書いたとおりやりたいことじゃないということも大きいですが、それでも給料は良かったので我慢しようと思ったんです。彼女のために。

 

そうなんです。その時付き合っていた人がいたんです。

その人は自分の離婚したことも、生い立ちも、私という人となりを全て受け入れてくれて一緒にいてくれました。

私もその気持ちに答えるように真剣に交際していました。

当然結婚も視野に。歳も歳ですしね。

 

ただ気持ちの面でタイミングが合わないことがあったり、相手に多くを求めすぎたり、独りよがりになってしまったり。うまくいかないことがどんどん増えてきてしまって。

 

お互い愛しているのに一緒にはいられない

 

そういう結論に至ったんです。

 

どっちが悪いとかいうのは決める必要はないけどやっぱり私が悪かったような気がします。

 

やっぱり一度離婚していることもあり、このままじゃダメな方になるとか、彼女に色々と強いてしまうこともあったり。型にはめたかった訳ではないけど、結果としてそういう風に受け止められてしまうことがあったり。

 

と、これもまだ心の整理がついていないところではあるので、なんだか傷心ポエムみたいになりそうなのでここでやめておきます(笑)

 

という訳で彼女と別れたことにより、給料は自分一人で生きていける分だけで良くなったんです。

 

だったら給料下がってもいいから自分のやりたいことをやろう

 

そこから転職活動をまたする訳ですが、時はコロナウイルスの真っ最中。

みなさんご存知のとおり飲食はコロナの影響をモロに受けました。

 

売り上げが下がっていて自店舗のスタッフを養うのに必死になっているのに、新しい人間を雇う余裕なんかあるところなんかある訳な、、、ありました(笑)

 

もはや奇跡ですね。巡り合わせとしか言いようがないです。

 

そこはディナー客単価1万円以上の高級レストラン。

私の実力では背伸びして、限界まで手を伸ばしてやっと届くようなところ。

まさに理想のレストラン!

と、今現在は思っております(笑)

 

というのもこの記事を書いている今はまだ正確には転職は終わっていないんです。

 

今は現職の休みを利用してそのレストランでバイトとしてお邪魔させて頂いている状態。12月から正式に社員として働くことになっています。

 

ただいきなり12月からバリバリに働くのは難しいのでバイトして少しでも慣れようと言う期間です。

ついでにバイト代もゲットだぜ!って魂胆です(笑)

 

この転職により給料は下がります。一時的ではあると思うんですが。

この転職により休みが減ります。公休8→5

よって月の労働時間が長くなります。220時間→300時間

 

でもやりたい料理ができるんです!!!

これにつきますね。

 

飲食人も突き詰めるとここまでくるんです(笑)

 

ちなみに飲食で月220時間は少ない方ですよ!

300もザラにありますよ!

 

現在

 

と言うことでやっと現在です。

今は前述した通りに休みにバイトしながら慣らしているところです。

彼女とも別れ、なんだか身も心もある意味スッキリした気持ちです。

一刻でも早く新しいレストランでバリバリに働きたいと言うやる気に満ち溢れています。

 

小さいけどいくつか目標もできたので少しずつ進んでいきたいです。

このブログもその一歩なんです。

目標が近づいてきたら発表します。

達成できなかった時恥ずかしいので(笑)

 

最後に

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。読破までもう少しですよ(笑)

 

長々と書きました。自分の半生を文章として書き出して振り返る経験は初めてなので不思議な気持ちです。なんだかちょっとスッキリしたような。

大した人生でもないし、何か大きなことを成し遂げたことがある訳でもありませんが、自分なりに生きてきた証ですしね。それなりに誇っていこうかなと思います。

 

この記事が人生初のブログ記事です。

こんなに文章打ったの初めてです。疲れました(笑)

 

なおブログ初心者でまだまだ下手っぴなので、この記事は時折加筆・修正いたしますのでお許しください。

 

ここまで読んでくれたあなたに幸せが訪れますように。。